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完全確率制度
みなさん!
いきなり問題です。

問題:1つの袋の中に「はずれ」と書かれた玉が357個「当たり」と書かれた玉が
   1個あります。A,B,Cさんの3人がそれぞれ何回で当たりが引けるか競った
   ところ下記のような結果となりBさんが一番早く当たりを引くことが出来ました。
   
   Aさん→ 567回
   Bさん→  25回
   Cさん→1004回
   (但し、一度引いた玉は1回ごとに必ず袋に戻すものとする)

   当たりが引ける確率を求めなさい。


ある中学生にこの問題を解かせたところ、A,B,Cさんの当たりが引けた回数、
567回とか25回をどうにかして答えに結びつかせようと努力していましたが、
答えは簡単です。みなさんもうおわかりですね。答えは「1/358」です。
(当たり1個)/(はずれが357個+当たり1個=358個)←です。
袋の中には当たり、はずれを含め玉は358個、その中に当たりは1つで一度
引いた玉は1回ごとに袋に戻すのですから3人とも毎回同じ条件(毎回1/358)
で抽選をしていたことになります。
ですから、A,B,Cさん3人の中で「たまたまBさんが運が良かった」ということ
になるのです。
一見問題を見ると3人の当たりを引ける回数のデータが気になりますが、全くその数字
はあてにならないということです。
さてココで例えばCさんの立場に立って実際当たりを引いてみた場合、なかなか当たり
が引けなくて段々腹が立ってくることでしょう。さらに当たりを引いた時に何らかの見返り
があったとするならば人は欲がありますので何回でも引いてしまうのです。
この人の欲を利用した商売というのが、ギャンブルです。
ちなみにご存じの方も多いと思いますが、上記の確率はパチンコ、パチスロの抽選方法
そのものです。この抽選方法を「完全確率制」と呼んでいるようです。
パチンコ、パチスロをおやりになる皆さんは当然この抽選方法をご存じでしょうが、
パチンコ、パチスロの台には回転数表示というものがついている為、どうしても気に
なってしまい、特になかなか出ない時などは「あと100回まわせば出る!」などと思う
ような錯覚になってしまいがちです。特にお金が絡めば無理もありません。

例えばこんなケースがあります。

ケース:某パチンコ店で
    Aさんはやっていた台を679回やって出ないので止めました。
    その台は(例:確率1/358)です。
    Aさんが台を離れた直後にBさんがその台に座り、680回目
    で当たりを引いてしまいました。
    それを見たAさんはこう言うのです。
    「止めないで続けていれば良かった!」

しかし、Aさんがそのまま続けていたからといって次の一回で当たりを
引けるという保証はどこにもないのです。回転数が完全確率制で表示されている
値であれば、引いた玉はまた袋に戻していることになるのですから
毎回、誰しも同じ条件で抽選は行っているのです。
たまたまその後に座ったBさんの運が良かったということになるのです。
しかし、完全確率制を知っている人も知らない人も熱くなる時は熱くなる
のです。世の中からギャンブルが決して消えない理由が分かります。


この抽選方法を知ってパチンコをおやりになる皆さま、又、知らなかった皆さまも
ギャンブルは程々にしましょう。
author:Harry, category:クイズ, 13:56
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